(渡部市長と)
先日、わたなべ修磐田市長を囲む会が開催され、私もお招きにあずかったので、出席いたしました。
磐田グランドホテルの会場は、300人以上の人たちでいっぱいで、心からご盛会をお祝い申し上げたいと思います。
本年4月、自民党の一部の陣営から「自民対民主の対決だ」と一方的に色づけされ(渡部氏は幅広い支持を得たので、そんなことでは無かったのですが)、なかなか大変な選挙でしたが、見事に勝ち抜かれたことに、心より敬意を表したいと思います。
最近、ある参議院議員が「渡部市長は自民党に対して何の要望も出さなかった。自民党を無視している」
言いふらしているという話を、ジュビロード夏祭りで、ある方から伺いました。
加えて、「だから自民党は、渡部市長の要望を聞かないらしい」とも。
まさか、本当にその参議院議員がそんな馬鹿げたことを言っているとは思いませんし、
自民党も、磐田市の行政の要望を聞かないなどということが、あるとは思えません※。
この手の変な噂話が絶えないことは、本当に残念です。
※行政の要望は、民間の要望特に個人的な希望や企業の個別的な要望とは異なり、
その地方の公式な要望であるので、民間の個人的・個別的な類の要望を聴かないということとは、
全く意味が異なります。
ところで、私も一応、3年3カ月、国会議員の職にあった者です。当時のことを振り返って見ますと、
渡部市長は、当時の政権与党(民主党)に対して、
「要望が一件もない」ということはありませんでした。
要望書の数は、精査して必要な要望を出しており、
「ダメもと」の、通る可能性の低い要望は少なかったですが、
一件もないということは考えにくく、
まず間違いなく、今の政権与党に対しても、同様の対応をなされているのだと思います。
パイプが太いとか狭いとかいう話がありますが、地方が自立し、地方分権・地方主権の時代に、パイプの太さが議論されているようでは時代遅れと言わざるを得ないと思います。
もう、このような依存の関係、権威にひれ伏す、地方の尊厳を踏みにじる、「誇りのない」政治をやめようではありませんか。
たとえ選挙で応援していただかなかった人でも、自党の人間でなくても、必要なことはしっかりと行う、
不必要なことはたとえ選挙で応援していただいたり、自党の人間であっても行わない、
このような、公平・公正な姿勢こそが、今、最も求められていると思います。
地方主権の時代、地方分権の時代、まず、この「公平・公正な姿勢」こそ、取り戻すことから行うべきではないでしょうか。
少なくとも、私は3年3カ月、このような姿勢で取り組んできました。私は、今、このことに、公平公正な信念を貫いた自分に誇りを持っています。
民主党政権も、マスコミはどこの新聞社もテレビ局も言わないが、地方交付税交付金を増やし、ひも付き補助金を減らして地方の裁量を増やす政策を行ってきました
(全国的に、地方の首長には自民党関係者が多いので、恩恵だけ受けて、ダンマリしていたのです。もっとも、全国的に、民主党系の首長は、こういうことは発言してくれず、却って政権批判する人が多かったようです。)
ところで、前述の囲む会でも、渡部市長は、「市が提案して、初めてプロジェクトが動いた」ということをお話になりましたが、
それはその通りです。
国会議員の仕事とは、特に、市が財政をはじめ、様々なことを勘案して、「これを行いたい」と決定したことが、最大限実現するように努力することです。
そして、私は、市の力単独だけでは、中には、困難となることや、順位が下げられてしまうこともあり、ゆえにこそ、だれか一人の力だけでなく、県行政や県議会議員、国行政や国会議員など、関係者全員の熱意、行動によって、成し遂げられるものだと思っています。
国会議員から、市行政に対して、提案することはあります。
私も、掛塚橋のアンダーパスの2車線化や、磐田市工業団地への特区制度導入、磐田豊岡スマートインター推進などを提案しました。
特区制度導入については、政令市ではないので県との連携が煩雑となるため、困難との市長の判断でした。
スマートインターについては、私が情報提供・提案したのと同時期に市行政内部からも推進すべきとの声もあり、また、財政面でもクリアし、総合的に市長が推進すべきとの判断をされました。
私は、どちらについても、市長の判断を当然、尊重し、推進すべきものについては、市の判断・要望が実現されるように最大限努力を行いました。
そして、関係者の一丸となった熱意が実り、スマートインターについては、昨年の8月31日、羽田大臣から内々に内示を頂くこととなったのであります。
小山展弘のフェイスブックもご覧ください
http://www.facebook.com/profile.php?id=100003478043909
小山展弘は、メルマガも配信しています。携帯用メールマガジン登録・解除は、右のアドレスにアクセスください。
http://www.at-ml.jp/?in=67827
あるいは、下記ののメールアドレスに直接空メールを送信してください
n-koyama@67827.r.at-ml.jp
よろしくお願いいたします。