衆議院議員 小山のぶひろの活動日記ブログ

このブログは、衆議院議員・立憲民主党静岡県第3区総支部長 小山展弘(こやま のぶひろ)の活動日記です。 ※立憲民主党静岡県第3区総支部の活動範囲は、磐田市、掛川市、袋井市、菊川市、森町、御前崎市の旧浜岡町地区、浜松市の旧春野町地区です。

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地震財特法 23日、衆議院にて通過の見込み

みなさん、こんにちは。

東海地震を主要対象とした地震財特法が、17日、衆議院災害対策特別委員会にて全会一致で採決され、いよいよ明日、衆議院本会議で審議され、可決される見込みとなりました。

地震財特法とは、東海地震の被害想定地域内の耐震補強工事を促進するために制定された法律です。
被害想定地域内の公立小中学校や、消防施設、社会福祉施設などの耐震補強工事をする際に、国の補助率を高めることなどが定められています。
この法律は、昭和55年5月に5年間の時限を設けて議員立法(災害対策特別委員会)により制定され、その後、今日まで期限延長されてきました。そして現行法の有効期限が平成22年3月31日となっていますが、静岡県内においても、まだ耐震補強工事、とりわけ小中学校の耐震補強は、多くの学校でなされておらず、今後もこの法律の継続が求められております。静岡県からの要請も受け、県内の衆参選出議員の中で、唯一の災害対策特別委員である私が、現在、東海地震財特法の再度の成立・期限の延長に向けて取り組んでまいりました。

本会議では、野党の皆さまからも、本件に関しては、建設的な修正提案をいただき、委員会は全会一致で可決いたしました。マスメディアの報道では、常に与野党が対立している側面ばかりを強調いたしますが、このように全会一致で必要と認めることを取り組むケースもあるのです。

 鳩山内閣は「いのちを守る」政治、「いのちを守る」予算を掲げております。鳩山首相は施政方針演説の最後に、阪神淡路大震災の際に、目の前で十六歳の息子さんが亡くなっていくのを見ているよりほかなかったお父様の話をされ、日本の防災・減災に万全を期す決意を述べました。阪神淡路大震災の悲しみを二度と繰り返さないためにも、少しでも被害を少なくするためにも、この東海地震財特法はどうしても必要な法律であると考えています。
  

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災害対策特別委員会開かれる…国会審議の状況

国会は、3月2日に予算案が衆議院を通過し、現在、参議院にて審議が行われております。

3月11日には、災害対策特別委員会も開かれ、中井大臣の所信表明も行われました。
次回の委員会では、静岡県で関心の高い東海地震に関する地震財特法も審議される見通しです。

ところで、あまり自民党さんのことを書くと、「与党になったのに批判するな」と言われますので、あまり書きたくありせんが、ちょっとだけ書かせていただきます。
自民党さんは、テレビカメラが審議状況を撮っている委員会(予算委員会など)には出席するけれども、そうではない委員会は審議拒否したり、また、首相が出席するためテレビカメラが入った財務金融委員会では、テレビカメラのいるうちは全員が出席し、テレビカメラが帰ってしまったら全員退席してしたり、恥ずかしくないのかな、と思ってしまいます。また、さすがに驚いてたのは、議長の不信任案や議院運営委員長の不信任案を出し、議長の議事運営を口をきわめて批判したうえで、「堂々と議論しよう。国会を議論する場にしよう」と演説した当の本人が、その後の高校の無償化法案の審議について退席したりと、その感性の不正直さに、さすがに呆れてしまいます。これほど欠席の多い、また欠席率の高い党はほかにありません。野党さんの中でも少し愛想を尽かされているように感じます(議長不信任案では、公明党さんも採決に棄権しました)

今日の災害対策特別委員会でも、最後まで審議に参加していた議員はたったの一人でした。こういうことはマスメディアを通じてもなかなか報道されません。すべての自民党の議員さんが上記のようだ、というわけではありません。私も参議院のかたで、立派な議員さんを存じ上げています。でも、上記のような議員が多い、ということです。

最近、自民党の議員さんの中でも、公然と小泉・竹中政治を批判する議員が多くなってきました。先日も与謝野さんが財務・金融委員会の質問の中で、公然と小泉・竹中政治を批判し、私もびっくりしました。さらに、他の自民党の委員さんもそれに追随し、「そうだ、そうだ、おれたちは健全な保守勢力だ」というような気勢をあげていらっしゃいました。
一時期、民主党が、右から左までいる、と言われた時期がありましたが、自民党さんも、今、路線対立が目立ってきているようです。それは、市場原理至上主義、小泉・竹中政治に対する評価といったところが違いになっているようです。小泉・竹中政治が間違いであった、格差を広げてしまったと考える伝統的な「保守」、社会民主主義的な考えを持つ人と、むしろ小泉・竹中政治の「改革(私は改悪と思っていますが)」を福田さん、麻生さんが後退させてしまったことが間違いであるいう考えを持つ人と路線対立は激しいようです。

自民党さんのことを書いてしまいましたが、民主党も含めて、公と民の役割分担をどう考えるのか、市場の役割をどう位置付けるのか、市場原理主義をどう評価するのか、小泉・竹中政治をどう評価するか、といったことは、今の政治の大きな対立軸になるような気がします。このことは経済に対する認識にとどまらず、各政治家の哲学、社会観、宗教観をも問われているように思います。
  

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プロフィール
小山展弘
小山展弘

<主要経歴>


1975年12月26日 掛川市(旧大須賀町)生まれ,
磐田育ち(43歳)



大須賀町立横須賀幼稚園卒園,

磐田市立磐田西小学校卒業,

磐田市立磐田第一中学校卒業,

静岡県立磐田南高等学校卒業,

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業,

早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了,

農林中央金庫勤務,

日本公共政策学会入会

平成19年6月より民主党静岡県第3区総支部長,

一般社団法人 磐田青年会議所会員


平成21年8月より平成24年11月まで衆議院議員


平成26年12月より衆議院議員(2期)
平成29年10月第48回衆院選にて惜敗


<社会ビジョン,取組テーマ>


「協同・連帯」「共生・安心」社会の実現
・生きていくうえでの不安や、リスクを社会で分かち合う、「安心」して暮らせる社会の実現
・安心社会を築くために、自立心を持った個人の助け合いによる協同、個人と組織、組織と組織の助け合いによる連帯、セーフティネットを維持構築する社会の実現。
・自分とは異なる立場の人とも共存できる、共生社会の実現、
・どんな地域・立場であろうとも、日本に住んでいてよかった、と感じられるような格差の是正、ナショナルミニマムの維持・構築
・公正・公平な政治の実現(選挙の有無にかかわらず、必要性を以って予算・事業を判断する、当たり前のことを当たり前に行う政治)
・「額に汗して働く勤労者が報われる、公正で安心を保障できる社会」の実現,

・安心して子育てのできる社会構築、地方分権の推進,農林水産業の振興等。



<プライベート>


特技;水泳,弓道(弐段),

資格;銀行業務検定(財務,法務,税務),コンプライアンスオフィサー等。



<尊敬する人物>


徳川家康,二宮尊徳、石橋湛山,石田博英

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