衆議院議員 小山のぶひろの活動日記ブログ

このブログは、衆議院議員・立憲民主党静岡県第3区総支部長 小山展弘(こやま のぶひろ)の活動日記です。 ※立憲民主党静岡県第3区総支部の活動範囲は、磐田市、掛川市、袋井市、菊川市、森町、御前崎市の旧浜岡町地区、浜松市の旧春野町地区です。

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小山のぶひろの日本や郷土への想い、政治への熱い想い、活動報告などをメールに託してお届けいたします。下記メールアドレス宛に直接、空メールを送信いただいても登録できます。

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特別養護老人ホームを見学しました

皆さん、こんにちは。

先日、同級生が働いている特別養護老人ホームの見学に行って参りました。
「私が見学に行って大丈夫?」と心配しましたが、
とにかく、介護の現場を見るべき、との友人のアドバイスに従って、
見学に行って参りました。

その施設は、半日から一日のショートステイ施設のほか、
永住されている、家で介護が困難なお年寄りから、
身寄りのないお年寄りまで
いらっしゃいました。

ヘルパーさんたちとのお話の中で、
最も話題として多かったことは、
仕事に比して、ヘルパーの給与が少ないということ。
ほぼ三交代の仕事を行い、一般の工場勤務のように仕事が大変であるにもかかわらず、
其の給与は、介護保険の報酬の規定により、
非常に少ないと感じるものでした。
そういう重労働の中で、介護の仕事を辞めて、
別の仕事に就く人が後を断たないとのことでした。
このままの状態が続けば、今後、
ヘルパー不足もおきかねない状況とのことでした。

今後、超高齢化社会が到来するといわれております。
社会保障費が増大し、財政危機が深刻さを増すなか
支出の削減と公共サービスの維持・継続というジレンマへの対応は、
非常に難しい問題だと思います。
根本的には、国民負担を増加させるか、サービスを低下させるか
という選択を迫られることになるでしょう。
しかしながら、一方で、無駄なハコモノや無駄な道路が
いまだに作られていることを考えれば、
無駄な支出を削減し、必要な支出を行うという
もっとメリハリのある財政、バランスのある財政運営によって、
一定程度までは克服できるのではないかと思います。  

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磐田第一中学校の校訓

皆さん、こんにちは。

前々回のブログ記事にて、神明中学校のことを書きましたが、
久しぶりに中学校を訪問して、
自分の出身中学校の校訓のことを思い出しました。

私の出身中学、磐田市立磐田第一中学校は戦後に作られました。
私は第44回の卒業生になります。
磐田第一中学校の校訓は
「平和を誇れ、真理を啓け、文化を創れ」です。

真理を啓くべく、どれほど物事に対して、日々、研究しているだろうか?
何か文化を創ることができているだろうか?
平和ということの根本的な意味・定義について
どれほど理解をふかめているだろうか?
改めて、この校訓を読み返してみると、
中学生はおろか
大人の我々にとっても、とても荷の重い校訓だなと
思います。
でも、それだけに、実に重みのある、
また、人生の中で何度も思い返す言葉であるように思います。

磐田第一中学校の校歌には、歌の最後に校訓が全て入っております。
一番「~平和を誇れ 友よ いざ」
二番「~真理を啓け 友よ いざ」
三番「~文化を創れ 友よ いざ」
と、三番とも、校訓のあとに「友よ いざ」という言葉で締めくくられております。
この歌詞も非常にいいものだと思っています。
自分ひとりでこれらの校訓・目標に向かうのではなく、
まわりの友とともに、歩んでいこう、
という意味がこめられていて、
私はとても好感を持っています。

なお、このようなすばらしい校歌・校訓は
特別な文人でもない、磐田の先人達が、
子ども達のため、将来世代のためにとの
強い思いを持っておつくりになられたのではないかと
思います。
読み返せば読み返すほど、
なんとなく、その強い思いが伝わってくるように感じます。

中学時代の校訓や校歌を振り返ってみて、
現在の生活を考えてみるとき、
基本に忠実にあることが大事である、
当たり前のことを当たり前にやることがなかなかできないことであり、
だからこそ、それを行っていくことが大事であり、
日々、気をつけなければならないことを
思い起こされます。







  

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幻の鉄道 光明電鉄

皆さん、こんにちは。

磐田市匂坂地区にお住まいの方を訪問したときに、
光明電鉄のお話をお伺いいたしました。

光明電鉄、と聞いてご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
私も、名前だけは知っていましたが、
それほど詳しいことは知りませんでした。

光明電鉄は、磐田と天竜を結んでおりました。
今の磐田駅(中泉駅)に隣接して新中泉駅があり、
そこから区画整理でなくなりつつある、「電車道」を通って、
農高前、遠州見付等の駅をとおり、
匂坂、豊岡を通って、二俣に至っておりました。

狭軌ではあるものの、当時としては
「フル規格」の、しかも電化された最新鋭の鉄道でした。
中泉駅では、そのまま、東海道線に乗り入れる設備も
備えていました。
貨物運搬にとっては、当時としては、大変な設備だったそうです。
現在でも、天竜浜名湖鉄道の豊岡~二俣間は、
光明電鉄の線路を引き継いでいるのだそうです。

第一次大戦のバブルに沸いたこともあり、
当時の磐田の人々は、
天竜浜名湖鉄道も、遠州鉄道もない頃に、
中泉と天竜を結ぶ電車を敷くことを構想しました。
旅客もさることながら、材木、鉱物資源等による
流通の拡大を図るものだったそうです。
また、光明電鉄の先には、壮大な構想があり、
新潟にまで抜ける、日本縦貫鉄道を構想していたそうです。

しかしながら、第一次大戦の終結とともにバブルは弾け、
光明電鉄は、その過剰設備投資と旅客の減少により、
経営が苦しくなり、
新潟の債権者によって経営破たんに追い込まれ、
借入金以上の価値のある資産を売却させられ、
(それが新潟の債権者の目的だったとのこと)
その歴史を閉じたとのことです。

バブルの波に乗って、過剰投資をしてしまったかもしれない、
当時の磐田の人たち。
しかしながら、行政に依存せず、
資産家が資金を出し合って、
また、地域の人たちが、地域のために資金を出して、
光明電鉄という線路を敷いたということは、
行政依存が強い現代から見ると、
非常に新鮮でもあり、
また、彼らを動かしたものは何だったのだろうと考えさせられます。
勿論、利益獲得という動機はあったと思いますが、
それと同じくらい、郷土愛、郷土の発展を願う気持ち、
あったのではないかと思います。

匂坂では、現在のかささぎ大橋の南側に、
やはり住民の手(資金)によって作られた
木造の橋があったそうです。

現在、行政は、自治と協働というスローガンを掲げ、
住民自治や自治会活動の活発化を促しています。
現在の自治と協働は、
やはり、財政赤字の削減から、
行政の仕事をなるべく、放り投げて
自治会等のボランティアに押し付けてしまう側面を
持っているように思います。そして自治会では大変な負担がかかっています。
自発的・内発的な自治活動の活発化は好ましいと思いますが、
それは、行政の側から押し付けるものではなく、
まして財政支出削減の手段とすべきものではないと思います。
しかしながら、明治や大正時代のように、住民自治の側から自発的に、自治活動を行ったり、
必要なインフラを整えていくことは、望ましいことだと思います。
このような行政依存を脱却した社会のあり方と言うのは、
一つの理想であるように思います。

色々と考えさせられる、匂坂地区への訪問でした。


  

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神明中学校を訪問しました

皆さん、こんにちは。

本日は、中遠地協の役員の皆さんと
教育をテーマに、神明中学校を訪問し、
授業を見学したり、
教員の先生方のお話を伺ったりして
参りました。

授業の様子を拝見した限り、
少なくとも、本年度の神明中学校には、
いわゆる学級崩壊といわれる現象は見られず、
非常に整然と、授業が行われている印象を持ちました。
自分の中学生の頃と比較して、
机が木製になっていたり、
また、一クラスの人数が35人になっていたり、
なんといっても
クラス数が減少していたことなど、
違いに驚いた次第です。

一方で、先生の授業の様子や、
それを聞いている生徒の様子など、
自分の頃とも変わらないなと思いました。

現在、磐田の学校の現場では、
ブラジルやペルーの方々との異文化の共生、
言語の問題がありました。
先生方は、言葉の問題をを抱えながら指導することには、
大変な負担があると仰っておられました。
生徒さんとの会話の問題の他に、
その親御さんとの会話の問題があることにも
大変、驚かされました。
外国人生徒さんの問題を解決すべく、
創設された相談員の方もいらっしゃるようですが、
まだまだ人員が少なく、
対応し切れていない現状だそうです。

日本の労働力不足を補っている外国人労働者の皆さんが
来日したことに伴って起こってきた問題が、
学校現場における異文化共生の問題であります。
こういった問題こそ、企業と行政、そして教育現場が一体となって
相談員の増員や、企業における(親御さんに対する)日本語習得指導等
解決に向けた努力を惜しんではならないものではないかと
私は考えます。




  

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「小山のぶひろ旗揚げの会」 応援弁士 岡田克也

皆さん、こんにちは。

今日は、お知らせです。

来る12月3日(月)19:00~
場所は、磐田グランドホテルにて岡田克也 民主党副代表をお招きして
「小山のぶひろ旗揚げの会」と銘打った
集会を行います。

お時間のある方、ご興味のある方、いらっしゃいましたら、
ぜひ、お越しください。
よろしくお願い申し上げます。
  

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気田の町から考える2

以前、書いた「気田の町から考える」の続編です。
気田のお祭りのときや、それ以外のときでも、
気田の人たちと
地域のこと,社会のこと,日本の将来について,
お話させていただいたことがあります。

その中で,とりわけ印象に残っているお話があります。
それは、熊切にお勤めの方が仰った次のお話です。
「現在,弱肉強食などということが言われているが,
そんなことばは,動物の言葉だ。我々は人間だ。
人間の社会を弱肉強食などという獣の考え方で動かしてはならない」

私は、はっとさせられました。
私たちは理性を持っています。また,人間の社会は,強いものがより強くあるだけで成立できるほど,単純な論理で動いているものではないと思います。我々が社会を構成している意味,国を構成している意味とは,助け合いであり,共生のためではないでしょうか。

「市場」の成立するはるか以前から存在しているのが,「社会(共同体)」であり,「社会(共同体)」の後に成立したのが「国(政治)」であります。「社会(共同体)」とは,家族や親族,地域自治会等と置き換えてみていただければ,より具体的かと思います。これらは人間が生きていくために不可欠な要求(ニーズ)を満たす機能を果たしています。政府が社会保障に取り組む前は,共同体こそが,セーフティネットでありました。「社会(共同体)」は,我々人間が生きていくための基盤であり,市場競争とは異なる論理で(対立する論理と言う意味ではなく),動いております。そして,現代,この「社会(共同体)」が崩壊しつつある,病理に蝕まれていることが,現代の大きな問題であると思っております。この問題に対しては,基本的な考え方として,社会(共同体)の復権を図るとともに,社会(共同体)で賄いきれない部分は,行政がその役割を果たさざるを得ないと私は考えています。

 政治や社会(共同体)は,市場とは異なる意義を持って存在しております。そのことを考えたとき,政治に経営感覚は必要だし,決して無駄や甘えを許すわけではないのですが,本来の政治や行政の存在意義を考えずに,何でも市場に任せる,民営化を行うことが良いことだと思うことは,却って浅はかなことではないかと思います。
  

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農業祭り、「ナイスハートふれあいのスポーツ広場」

皆さん、こんにちは。
今週末は、いかがお過ごしでしたか?

土曜日は、「ナイスハートふれあいのスポーツ広場」に
行ってまいりました。
障害者の方と労働組合の方とのふれあいスポーツ大会でしたが、
皆さんの一生懸命な姿に、
とても気持ちよさを感じました。

土曜日の午後から日曜日にかけては、
各地の農業祭に行ってまいりました。
各地の農産品が並び、思わず衝動買いもしてしまいましたが、
農家、組合員の皆様とお話もさせていただき、
米価下落による苦しい状況についても、
うかがうことが出来ました。

写真は後日UPしたいと思います。


  

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浜岡原発に行って来ました



皆さん、こんにちは。

本日は、中遠地域の労働組合の皆様と浜岡原発並びに静岡空港建設地の見学に
行ってまいりました。

浜岡原発見学では、原子力資料館の見学・説明の他、
5号機の見学もさせていただきました。

浜岡原発の資料館は、まだ、私が子どもの頃に、
よく親に連れて行ってもらった記憶があります。
確か、古い資料館には、原子力発電の仕組みについての
展示の他に、自転車をこぐ展示
(たくさんこぐほど光がついて、札幌から福岡までランプがついていく)
があったことをうっすらと覚えております。

実は新しい展示館になってきたのは初めてでしたが、
実物大の原子炉の模型があったりなど、
少々、驚きました。
また、こういった展示に、
中部電力の皆様の一般の皆様に理解していただきたいという
熱意を感じ取ることができました。

建築基準法の約4倍の強度、
鉄筋の数の違い、
岩盤の上に直接立てられている構造
内部の気圧を下げて、放射能物質が外に放出されないようにするための努力など
原子炉を守るための様々な対策を理解することが出来ました。

また、太陽光発電にて、浜岡原発3号機と同程度の電力を供給するためには、
御前崎市全域にシートを張り巡らせなければならないくらい、
広大な土地を必要とすることを考えると
原子力発電は、効率的であると改めて認識いたしました  

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湧水の地 中泉



本日は、閑話休題で、
事務所のある中泉のことについて触れたいと思います。

先日、事務所にお越しになられた大家さんによれば、
事務所のすぐ脇の、磐田駅南口線の真ん中あたりに、
かつては、湧き水の池があったとのこと。

言われてみれば、今でも事務所のすぐ脇の道路には、
地下水をくみ上げた親水公園もどきの水路があり、
また、事務所南側の災害用ため池(普段はからっぽ)のコンクリートの隙間からも、
ちょろちょろと水が湧いています。
今でこそ、磐田は宅地化されてしまいましたが、
水が豊富な土地であることに気づかされます。
おそらく、これらの地下水は、天竜川の伏流水なのでしょう。

磐田は、かつては、湧水に恵まれた土地であったことがしのばれます。
そもそも中泉という地名は、この地の水がおいしく、
茶の湯に適していたからで、家康公が命名したといわれております。
かつての磐田南部は、「中泉」の地名のとおり、湧水に恵まれた土地であり、
水に恵まれていたからこそ、
古代にも国府が置かれたように思います。
そして、往時の様子は、わずかに湧水の池であります「大池」に
しのぶことが出来るように思います。

このような「湧水の地」「名水の地」として磐田を改めて眺めてみると、
メルシャンワイン、千寿酒造、アルコール工場等、
特に磐田の西の台地には、
水を生かした産業が立ち並んでいることに気づかされます。

色々な観点から街を眺めてみると、
街の様相も違って見え、また、新たな発見もあるように思います。
  

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メッセージありがとうございます。

皆さん、こんにちは。

菊川の横山様。
励ましのコメントをいただき、ありがとうございました。

榛葉議員ならびに事務所の皆様には、日頃から、大変お世話になり、
いつもご指導いただいております。

色々と至らぬ身ではございますが、
ご期待・信頼を裏切ることなく、
がんばっていきますので、
今後ともよろしくお願い申し上げます。

このたびはコメントありがとうございました。

  

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8区「斉藤進 初陣の会」に出席

皆さん、こんにちは。

本日は、同級生のお父様が来所されたり、
また、電気関係の労働組合さんの集会に出席したりしたうえで、
夜には、8区総支部長の「斉藤進 初陣の会」に出席しました。
司会は、政経塾の先輩でもある源馬県議がなさっておられ、
斉藤さんの力強い演説、
渡辺会長や岡田副代表の、温かく、そして力強い応援演説がありました。

なお、岡田代表が、両院議員総会や、新幹線の事故の関係で
到着が遅れたため、
急遽、私も挨拶と応援演説をさせていただくことができました。

会には、多くの人がつめかけ、盛会だったと思っております。

以前にもブログに書きましたが、
8区在住の皆様には、斉藤さんにご理解を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。
  

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小沢代表の辞意表明と大連立について

皆さん、こんにちは。

ここ2~3日の間には、小沢代表の辞意表明があり、
民主党をご支援いただいている皆様には、
色々とご心配をおかけし、
誠に申し訳なく思っております。

小沢代表の「政策を実現したい」という思いについては、
痛いほど良く分かりますし、
民主党の力の足りないところに関する認識についても、
新人総支部長として、力不足を恥じているところでもあります。

しかしながら、自民党との連立については、
先の参議院選挙をはじめとして支援していただいた皆様
民主党が政権交代を謳ったからこそ投票してくださった皆様
の意向や期待に反するものになってしまいますし、
少なくとも、支援していただいた皆様、党員・党友との
議論が必要なことであると思っております。

また、連立という方法は、
私は成功しないと考えております。
民主党の政策や法案は、10のうち1や2は通っても、
他の多くが骨抜きにされてしまう可能性がありますし、
政党戦略の点から考えてみても、
成立した法案は、首班を出している政党=自民党の功績になる
可能性が極めて高いと思います。

かつて、さきがけと自由党という、
それなりの政策を持った、個性ある政党が在りました。
両政党とも、「政策を実現することが国民の利益になる」
「政策を実現することで存在意義を示せる」
「むしろ自民党を利用する」
と意気込んで、
自民党と連立を組みました。
その結果は、先に書きましたように、
殆どの法案は骨抜きにされ、その功績は自民党に帰したので
あります(少なくともそのような国民の評価となりました)

さきがけと自由党の失敗を繰り返してはならないと思います。

政党政治の成熟化という観点からすれば、
自民党に代わる責任政党・責任勢力をつくり、
常に政権交代が起こる状況を作ることで、
少しでも風通しのよい政治、癒着の少ない政治を実現することが
必要であると考えています。
それは、たった1回の衆議院選挙の結果だけで
終わってしまう営みではありません。
どんな困難があっても、粘り強く実現していくべき政治状況だと
思っております。

また、小泉内閣以降の市場原理主義の流れを変え、
格差是正に取り組むとともに、
財政や行政の存在意義について考え直すためには、
政権交代を行うしか方法はないと
考えております。

こういったことから、私は、
たとえどんな困難があろうとも、
民主党単独での政権を実現すべく、
努力していくべきであると
考えております。







  

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通信環境復旧!

皆さん。こんにちは。

11月2日以来、光ケーブルがおかしくなってしまい、
通信環境が悪化しておりましたが、
昨日、ようやく復旧しました。
昨日、記事更新すべきでしたが、
本日の更新となり、
誠にすみません。

重たいテーマから
桂小枝の「小ネタ集」ではありませんが、
色々と書きたいことがありますので、
少しずつ書いていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。
  

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気田の町から考える

みなさん,こんにちは。
以前,春野町気田のお祭りに行ったことを
ご報告しましたが,今回はその続編です。

旧春野町は,地域間格差(中山間地帯のデメリット),林業不振,国有林問題,合併のデメリット・・・等々,私は日本の抱えている問題のいくつかが集約的に現れている地区であると考えております。
なぜ,ここまで旧春野町地区の悩みは深くなってしまったのか?
なぜ,これほどまでに苦しくなってしまったのか?
「経済の流れ,世の流れだからしょうがない」という月並みな言葉だけでは片付けられない問題がここには存在しているように思います。
少なくとも,これまでの政治のリーダーシップ,とりわけ小泉内閣以降の自民党による市場原理至上主義や財政削減のための無闇やたらな支出削減の弊害が原因の一つになっているように思えてなりません。

国有林は、基本的には、民間では経営できないような森林(アルプスの頂上にあるような森林等)を管理し、そして水源涵養・洪水防止・二酸化炭素吸収等の国土保全のために存在しております。その公益的機能は、金額換算した際に年間60兆円にものぼるといわれております。国民にとって必要な機能を果たしながら、且つ「民間で経営できないような森林」こそが国有林であります。こういう国有林管理について、市場の論理で論じること自体が、そもそも間違っているのではないでしょうか。国有林が特別会計にて黒字を出していたのは、戦後から高度成長期の木材特需の時期のことであり、そもそも森林管理が無税で行われたこと自体が異例なことであったというべきであります。一般国道を作って「料金を取らないから赤字でけしからん」という人がどこに居るでしょうか?

これまで、国有林経営=特別会計=赤字という図式で、槍玉にあげられ、批判されてきました。勿論、ミクロな部分については色々な無駄もあったかもしれません。しかしながら、小泉元首相のお得意の「論理のすりかえ」によって、一部のミスや無駄をもって本質をすり替え、とにかく赤字を垂れ流す国有林はけしからんと、その場の空気を盛り上げるための「生贄」にされてきたのではないでしょうか。
我々が改めて目を向けるべきは、少なく見ても年間30~60兆円といわれる森林の果たす公益的機能であり、その維持・管理ではないでしょうか。日本人が古代より、先祖代々受け継いできた山を荒らすとき、それは、大きなしっぺ返し(洪水・旱魃等)を齎すのではないでしょうか。
  

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プロフィール
小山展弘
小山展弘

<主要経歴>


1975年12月26日 掛川市(旧大須賀町)生まれ,
磐田育ち(43歳)



大須賀町立横須賀幼稚園卒園,

磐田市立磐田西小学校卒業,

磐田市立磐田第一中学校卒業,

静岡県立磐田南高等学校卒業,

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業,

早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了,

農林中央金庫勤務,

日本公共政策学会入会

平成19年6月より民主党静岡県第3区総支部長,

一般社団法人 磐田青年会議所会員


平成21年8月より平成24年11月まで衆議院議員


平成26年12月より衆議院議員(2期)
平成29年10月第48回衆院選にて惜敗


<社会ビジョン,取組テーマ>


「協同・連帯」「共生・安心」社会の実現
・生きていくうえでの不安や、リスクを社会で分かち合う、「安心」して暮らせる社会の実現
・安心社会を築くために、自立心を持った個人の助け合いによる協同、個人と組織、組織と組織の助け合いによる連帯、セーフティネットを維持構築する社会の実現。
・自分とは異なる立場の人とも共存できる、共生社会の実現、
・どんな地域・立場であろうとも、日本に住んでいてよかった、と感じられるような格差の是正、ナショナルミニマムの維持・構築
・公正・公平な政治の実現(選挙の有無にかかわらず、必要性を以って予算・事業を判断する、当たり前のことを当たり前に行う政治)
・「額に汗して働く勤労者が報われる、公正で安心を保障できる社会」の実現,

・安心して子育てのできる社会構築、地方分権の推進,農林水産業の振興等。



<プライベート>


特技;水泳,弓道(弐段),

資格;銀行業務検定(財務,法務,税務),コンプライアンスオフィサー等。



<尊敬する人物>


徳川家康,二宮尊徳、石橋湛山,石田博英

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