皆さん、こんにちは。
今日は、少し肌寒い一日でしたね。
三寒四温といいますが、急激には温かくはなりません。
さて、今、民主党では、「ガソリン税等」暫定税率廃止を求める署名活動を
行っております。
ガソリン税等の暫定税率を巡っては様々な議論がなされておりますが、
私は、以前もブログで申し上げたとおり、
石油ショックによるインフレの対策として設定された「暫定」税率が
30年以上も継続していること自体、異常であり、まともな説明をおこなうことができないこと
また、その「暫定」税率を、今後10年間も継続するということは
まったく「暫定」の趣旨に反すること、
暫定税率による税収は、主に新たな道路建設に使われ、
「公共事業が産業」などというような
建設すること自体が目的になっているような、
投資効果の薄い、且つ、生活道路とは言いがたい高規格道路・高速道路建設に
使用されること
等々、数え上げればきりがないほどですが、
こういった理由から、今回の暫定税率については、廃止が望ましいし、
そのあり方から見直していく必要があると考えております。
地方自治体の首長からは、「自治体予算が削られる」という声が寄せられておりますが、
これについて、民主党では
国の直轄事業への自治体の負担金を廃止するという政策をセットで考えており、
地方自治体には迷惑をかけない仕組みを主張しております。
余り報道されることはないのですが、
ぜひ、その点についてもご理解いただきたいと思います。
(ちなみに静岡県のトータルでは、
負担金廃止による増収-暫定税率廃止による減収=17億円の増収
となります)
そして、国の直轄事業については、
今回の暫定税率の廃止を機会に
1万4千キロにもおよぶ高速道路の建設計画を始めとする
諸事業を見直していく、
そのことによって土建国家からの脱却を図っていくことが
必要であると考えております。
また、今回の暫定税率の撤廃によって、
結果として、ガソリン税・軽油税等の高騰に苦しむ皆様にとっては、
その影響を少しでも緩和することができると考えております。
とりわけ、運輸業界、中山間地域(主に通勤に長い距離のかかる方)、
農家の皆様からは、
暫定税率の廃止に対する強い希望を伺っております。
ご賛同いただける方、ぜひ、署名活動にご協力いただけますよう
よろしくお願い申し上げます。