衆議院議員 小山のぶひろの活動日記ブログ

このブログは、衆議院議員・立憲民主党静岡県第3区総支部長 小山展弘(こやま のぶひろ)の活動日記です。 ※立憲民主党静岡県第3区総支部の活動範囲は、磐田市、掛川市、袋井市、菊川市、森町、御前崎市の旧浜岡町地区、浜松市の旧春野町地区です。

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気田の町から考える2

以前、書いた「気田の町から考える」の続編です。
気田のお祭りのときや、それ以外のときでも、
気田の人たちと
地域のこと,社会のこと,日本の将来について,
お話させていただいたことがあります。

その中で,とりわけ印象に残っているお話があります。
それは、熊切にお勤めの方が仰った次のお話です。
「現在,弱肉強食などということが言われているが,
そんなことばは,動物の言葉だ。我々は人間だ。
人間の社会を弱肉強食などという獣の考え方で動かしてはならない」

私は、はっとさせられました。
私たちは理性を持っています。また,人間の社会は,強いものがより強くあるだけで成立できるほど,単純な論理で動いているものではないと思います。我々が社会を構成している意味,国を構成している意味とは,助け合いであり,共生のためではないでしょうか。

「市場」の成立するはるか以前から存在しているのが,「社会(共同体)」であり,「社会(共同体)」の後に成立したのが「国(政治)」であります。「社会(共同体)」とは,家族や親族,地域自治会等と置き換えてみていただければ,より具体的かと思います。これらは人間が生きていくために不可欠な要求(ニーズ)を満たす機能を果たしています。政府が社会保障に取り組む前は,共同体こそが,セーフティネットでありました。「社会(共同体)」は,我々人間が生きていくための基盤であり,市場競争とは異なる論理で(対立する論理と言う意味ではなく),動いております。そして,現代,この「社会(共同体)」が崩壊しつつある,病理に蝕まれていることが,現代の大きな問題であると思っております。この問題に対しては,基本的な考え方として,社会(共同体)の復権を図るとともに,社会(共同体)で賄いきれない部分は,行政がその役割を果たさざるを得ないと私は考えています。

 政治や社会(共同体)は,市場とは異なる意義を持って存在しております。そのことを考えたとき,政治に経営感覚は必要だし,決して無駄や甘えを許すわけではないのですが,本来の政治や行政の存在意義を考えずに,何でも市場に任せる,民営化を行うことが良いことだと思うことは,却って浅はかなことではないかと思います。
  
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プロフィール
小山展弘
小山展弘

<主要経歴>


1975年12月26日 掛川市(旧大須賀町)生まれ,
磐田育ち(43歳)



大須賀町立横須賀幼稚園卒園,

磐田市立磐田西小学校卒業,

磐田市立磐田第一中学校卒業,

静岡県立磐田南高等学校卒業,

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業,

早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了,

農林中央金庫勤務,

日本公共政策学会入会

平成19年6月より民主党静岡県第3区総支部長,

一般社団法人 磐田青年会議所会員


平成21年8月より平成24年11月まで衆議院議員


平成26年12月より衆議院議員(2期)
平成29年10月第48回衆院選にて惜敗


<社会ビジョン,取組テーマ>


「協同・連帯」「共生・安心」社会の実現
・生きていくうえでの不安や、リスクを社会で分かち合う、「安心」して暮らせる社会の実現
・安心社会を築くために、自立心を持った個人の助け合いによる協同、個人と組織、組織と組織の助け合いによる連帯、セーフティネットを維持構築する社会の実現。
・自分とは異なる立場の人とも共存できる、共生社会の実現、
・どんな地域・立場であろうとも、日本に住んでいてよかった、と感じられるような格差の是正、ナショナルミニマムの維持・構築
・公正・公平な政治の実現(選挙の有無にかかわらず、必要性を以って予算・事業を判断する、当たり前のことを当たり前に行う政治)
・「額に汗して働く勤労者が報われる、公正で安心を保障できる社会」の実現,

・安心して子育てのできる社会構築、地方分権の推進,農林水産業の振興等。



<プライベート>


特技;水泳,弓道(弐段),

資格;銀行業務検定(財務,法務,税務),コンプライアンスオフィサー等。



<尊敬する人物>


徳川家康,二宮尊徳、石橋湛山,石田博英

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