みなさん、明けましておめでとうございます。
本年は、いよいよ民主党政権の真価が問われる、期待を実績に変えていかなければならない年だと思っております。
自分自身も、個人として議員として成長しつつ、お役にたてること、仕事を一つでも多く積み重ねていきたいと考えております。
ところで本年は2010年です。
かつて、旧民主党は、「2010年までの時限政党」を標榜しておりました。鳩山さんのシンクタンクに「プロジェクト2010」というものがあり、ここで、まさに「常時駐留なき安保」の可能性も模索されておりました。ちなみに、「プロジェクト2010」のメンバーの皆様を早稲田大学大隈講堂にお招きして、私が実行委員長となった講演会を開催したこともありました。
今年はその2010年です。当時から考えて、何と厳しく、何と閉塞感のある日本になってしまったのでしょうか。
先日、同世代の人から「子供手当などを創設しても、それは子供の元には届かない。親が浪費してしまうだけのばらまきだ」との批判をいただきました。このような御批判があることは十分に承知しております。たしかにこのような支援策は、100%制度の趣旨通りのお金の使われ方はしないかもしれません。また、どんな制度であれ、不心得者は必ず一定数存在いたします。しかしながら、この制度は、少子化を食い止め、今の日本の活力を失わせてしまっている最大の問題である人口問題の解決に挑戦しようとする意図をもった制度であります。
それにしても、今回のこの種類の批判にたいして思うのは、日本人同士が、これだけ、相互に信頼を失っている、ということであります。「子供手当を支給されても、それがまともに使われない、まともに使う人などいない」という発言が出るほどに、現在の親の世代に対する不信があり、また、そのような不信が発生するような世相、モラルの崩壊があるのだと思います。
このような倫理観の再構築も、今の日本に必要であります。それは、政治が法律で強制して正すことではなく、日本人一人ひとりが、「このままでよいのだろうか」と気づきを重ねることが必要なように思います。
では、どのような倫理観を探るべきなのか?
その答えの一つが、私は、日本人の本来の信仰心にあると思っています。それは、明治維新によるキリスト教をまねた神道の前から存在した、自然に対する畏敬の念であり、また、「山川草木悉皆成仏」の言葉にあるように、多様性を認めつつも調和する考え方であると思います。世界遺産に登録され、評価された熊野信仰などはその代表のように思います。
さて、今年のお正月は大変寒いお正月となりましたね。
年末年始、各地のイベントに参加しました。
12月31日、天御子神社で行われていた中央町の年越しイベントにお邪魔しました。
12月31日、毎年恒例の、地元の西新町の年越しイベント。午後から準備のお手伝いもしました。
(渡部市長と私)
(三ツ谷県議。福田海岸の初日の出イベントに、三ツ谷金秋県議、渡部修市長とともに出席。とても寒かったですが、初日の出を拝むことができました。)
(初日の出の後は、袋井市笠原地区の新年会にてあいさつをさせていただきました。あいさつの様子は写真に撮り忘れましたが、お招きいただいた方と。袋井市笠原地区は、前の鈴木泰総支部長のご親族の方が多く、民主党の衆院静岡3区総支部の最初の事務所も笠原に開かれました。鈴木泰選対を支えてくれた、民主党静岡3区の源流の皆様です)
袋井市出初式に出席。初めての出初式でしたが、厳粛な空気の中、身の引き締まる思いがしました。
午後は、小沢幹事長のお宅に賀詞交歓に訪問。細野豪志議員をはじめ、多くの民主党の先輩議員・仲間の議員に御挨拶できました。
昨年の今頃とは違う忙しさでしょうね。
国会議員新1年生!頑張って下さい。
掛川でのタウンミーティングでは、私の顔と名前を覚えていて頂き、感激しました。国政報告会を数多く開催して、地元の声を充分に吸い上げて下さい。
国会議員としての小山様のご活躍を、菊川から応援させて頂きます。
今年も宜しくお願いします。