法多山尊永寺にて、2025年に開創1300年を迎えるにあたり、愛染明王様をお迎えする愛染堂の落慶法要・落慶式が行われ、檀家として参列し、大変僭越にもご挨拶の機会をいただきました。大谷ご住職様によれば、愛染明王様は「煩悩即菩提」「大欲得清清」という、欲を捨てるとの仏教のイメージと異なって、家族や隣人を愛し、社会や公のために働こうなどの良い欲を持とうという真言密教と理趣経の教えを体現したご仏尊様であるとのことです。夫婦和合、恋愛成就、人間関係の改善やご縁の広がりなどのご利益がえると言われています。また、法多山の愛染明王様は、天弓愛染明王様であり、天に向かって矢を放たんとしており、願いを素早く叶えてくれる、また、悪星退散などの厄払いのご仏徳を備えたご仏尊様です。加えて、後ろから参拝すると、復縁、復活、再起などのご仏徳があるとのことです。また、建物は、法多山開創当時に建築された法隆寺夢殿をモデルに、現代の名工の飛鳥工務店さんが中心となって建立。御像は奈良時代の乾漆像で、木像では出しにくい迫力があるとのことで、令和の職人さん達の匠の技が光り輝いています。
法多山のある小笠山は、掛川市誌には「当国一の霊山」との記載もある信仰の山で、東経138度という日本の中心線が通っています。隣町の磐田市には舞車という謡曲が伝わっており、その内容は京と鎌倉に離れ離れになった男女がそれぞれを慕い、武士と貴族を捨てて、見付の舞車の神事で再開するというラブストーリーです。まさに遠州、とりわけ中遠エリアや小笠山は、出会い、東西の調和、復活・復縁の場の力、場のエネルギーがあるように思います。
そのような場の力を受けて、全国に唯一の乾漆像の天弓愛染明王様は、私たちの清らかな願いを力強くお聞き届けいただくご仏尊様になられると確信致しました。法多山尊永寺の益々のご隆昌をお祈り申し上げます。
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