(磐田大祭り 藩候(真ん中 杉本 駒ヶ根市長)と)駿府城代(右側 渡部 磐田市長)と
みなさん、こんにちは。
最近、活動報告が少なくて、たっぷりとたまってしまいました。
どこかでためているものを吐き出さなければ、と思っているのですが…。
先日、磐田市見付の大イベントである「いわた大祭り 遠州大名行列」に参加いたしました。
「いわた大祭り」は、東海道400年祭よりはじまり、
現在でも毎年継続して続いている唯一のイベントです。
今年で3年目になるのですが、今年は役柄が少々出世?して、「伴家老」の役を賜り、
渡部駿府城代と杉本藩候を護衛する役回りとなりました。
このイベントのときには、タイムスリップしたように、見付が歴史のある町であることを感じさせてくれます。
見付のボランティアの方々の活気にも触れることができ、
私は、このイベントが大好きです。
行列の半ばでは寸劇も行われます。今年は悉平太郎700年祭ということで、
悉平太郎にちなんだストーリーとなりました。
磐田市と姉妹都市である駒ヶ根市の杉本市長をお招きしての大名行列となりました。
毎年、このような素晴らしいイベントを開催される見付の町は、
本当に活気があり、力強さを感じます。
祝辞においても述べましたが、見付の町は、私は「東海の小京都」「遠州の小京都」と呼んでもよいくらいの町だと思っています。
よく小京都といわれるところがありますが、単にちょっと地形が似ているとか、古い街並みが残っているとか、
そういったことで呼ばれることが多いように思います。
しかしながら、見付は、かつて国府・守護所がおかれ、遠江国の政治の中心地であったこと、
地名に、加茂川、愛宕神社、天神社、一の谷等々、京都を模した街づくりと地名が残っていること
(京都とは東西が逆になった配置となっています)
東西と北の三方を台地に囲まれ、地形が京都と似ていること
祇園祭が残っていること、加えて言えば「舞車」という見付の町にしかない謡曲を持っていること
今川了俊という徒然草の編集に携わり、かつ、九州探題として南北朝の統一に多大な貢献をした人物を輩出していること
室町時代後期に今川義元に都市自治(自由都市)を認めさせたこと
等々、まさに遠州の小京都というに相応しい特徴を備えているように思います。
来年も、ぜひ、参加したいと思います。