衆議院議員 小山のぶひろの活動日記ブログ

このブログは、衆議院議員・立憲民主党静岡県第3区総支部長 小山展弘(こやま のぶひろ)の活動日記です。 ※立憲民主党静岡県第3区総支部の活動範囲は、磐田市、掛川市、袋井市、菊川市、森町、御前崎市の旧浜岡町地区、浜松市の旧春野町地区です。

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朝日新聞を見て


久しぶりに朝日新聞がこういう事実を書いて記事にした。
 静岡県議選は、立憲民主党さんは6人出馬し5人落選した。
 立憲民主党さんが国民民主党と競合(国民民主党の現職県議に刺客を立てるかのような出馬)した選挙区は、静岡市駿河区、同清水区、沼津市、藤枝市だったが、清水区、沼津市、藤枝市は国民民主の現職が当選した。
 うち藤枝市については国民民主の現職がトップ当選で、立憲の新人に大差をつけた。駿河区については、前回県議選で国民民主党の現職を支援していた元衆議院議員が、民進党内の県連内の混乱から離党し、今回は立憲の候補を応援し、その剥落した支持を自力で賄えなかったためであり、党勢よりも地域事情等の地上戦的要素が大きい。
 国民民主党の現職3名の落選については、静岡5区の細野氏の離党の余波を受けたもの、浜松市南区については立憲とは関係ない要因。駿河区は上記の通り。

一方で新たに議席を獲得した選挙区もあった。袋井市では8年間、民主党の推薦議員が不在だったが、今回、国民民主党推薦議員がトップ当選し、議席を奪還した。富士宮市でも、国民民主系の元職が4年間、臥薪嘗胆し、この度は帰り咲いた。
 個々に事情を見ていくと、それぞれの地域事情による当落の結果と考えられる。たしかに県議選や政令市議選になると、政党支持率も当落に影響を与え、組織や活動が不十分でも風で当選してしまう議員が誕生する。その意味では国民民主党に浮動票の減少という傾向はみられた。一方で、立憲民主党さんは、5人も落選したとはいえ、泡沫ではなかったわけで、その意味で立憲さんの政党支持による集票力はあったということができる。
敢えてけなすつもりは毛頭ないが、立憲が躍進などと書く新聞記事が多いので、やむなく書くのだが、風だけで幾人も当選させた、都民ファーストや維新などの勢いと比べれば、組織をあてにしない、風を中心とした政党としては、その風は実に弱々しいと言わざるを得ないと思う。

 しかし、上記のような事情にもかかわらす、「国民3議席減、立憲1議席を確保、明暗」などという見出しで、「国民はだめで立憲が躍進した」というストーリーを展開する記事を書く新聞やテレビがある。

 静岡県内においては、全国支持率が10%前後もある野党第一党の立憲さんが、6人も出馬して5人も落選し、1議席しか確保できなかったことは大惨敗ではないだろうか。少なくともそういう解釈は事実の解釈の一つとしては成り立つと思う。一方で国民民主党は全国支持率は1%で、立憲民主党の10分の1以下なのに、立憲民主党よりも議席が多い。落選率は玉木さんの言うとおり民主党の時よりも低い。

 マスコミの「ストーリー」に合わない、その意味で「不都合な」事実や「不都合な」事実の解釈は報道しない記者やデスクが多い。「国民はだめで立憲が躍進した」というストーリーに適合する事実を報道する。新聞社も株式会社なので、利益追求だからしょうがない。現在のマスメディアに「報道人としての矜持」を要求することが間違っていると思う。しかし、それでも新聞やテレビを見ると、それが「真実」だと錯覚してしまう人が多いため、マスコミが作ったストーリーが現実に影響を与え、場合によってはそれが現実化していってしまう。

 そして、このようなマスコミの性質をつかみ、マスコミを利用し、マスコミや記者やデスクに「うける」ことだけ考える政治家が右も左も多くなった。こういう世論受け、目立ちたがりの政治家では、なんの現代社会の問題解決もない。
  
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プロフィール
小山展弘
小山展弘

<主要経歴>


1975年12月26日 掛川市(旧大須賀町)生まれ,
磐田育ち(43歳)



大須賀町立横須賀幼稚園卒園,

磐田市立磐田西小学校卒業,

磐田市立磐田第一中学校卒業,

静岡県立磐田南高等学校卒業,

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業,

早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了,

農林中央金庫勤務,

日本公共政策学会入会

平成19年6月より民主党静岡県第3区総支部長,

一般社団法人 磐田青年会議所会員


平成21年8月より平成24年11月まで衆議院議員


平成26年12月より衆議院議員(2期)
平成29年10月第48回衆院選にて惜敗


<社会ビジョン,取組テーマ>


「協同・連帯」「共生・安心」社会の実現
・生きていくうえでの不安や、リスクを社会で分かち合う、「安心」して暮らせる社会の実現
・安心社会を築くために、自立心を持った個人の助け合いによる協同、個人と組織、組織と組織の助け合いによる連帯、セーフティネットを維持構築する社会の実現。
・自分とは異なる立場の人とも共存できる、共生社会の実現、
・どんな地域・立場であろうとも、日本に住んでいてよかった、と感じられるような格差の是正、ナショナルミニマムの維持・構築
・公正・公平な政治の実現(選挙の有無にかかわらず、必要性を以って予算・事業を判断する、当たり前のことを当たり前に行う政治)
・「額に汗して働く勤労者が報われる、公正で安心を保障できる社会」の実現,

・安心して子育てのできる社会構築、地方分権の推進,農林水産業の振興等。



<プライベート>


特技;水泳,弓道(弐段),

資格;銀行業務検定(財務,法務,税務),コンプライアンスオフィサー等。



<尊敬する人物>


徳川家康,二宮尊徳、石橋湛山,石田博英

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