憲政史上初! 冷茶が衆議院農水委員会審議の際に提供されました!

小山展弘

2017年05月10日 21:05










5月10日、ゴールデンウィーク明け初めての農水委員会が開かれました。
ここ数日、与野党対決法案のニュースが続いておりますが、本日、衆議院農水委員会の審議中の飲み物として、憲政史上初、冷茶が出されました。

よく「会議の飲み物にペットボトルばかりでなく、リーフで淹れたお茶を出してほしい」との声をいただいてきました。実は国会の審議中、本会議は飲み物はなし、委員会審議は水、それも「水道水」と決められています。ですから、予算委員会の中継など、冷水ポット(フラスコ)がテレビに映ることがありました。

例外もありました。参議院農水委員会では牛乳が、参議院決算委員会では紅茶とコーヒーが飲めるという慣習があり、衆議院は「水道水」のみとなっていました。

お茶の振興を図る観点からも、せめて新茶の時期だけでも、冷水ポットに冷茶パックか粉茶を入れれば、冷茶になる、と訴えてきました。鹿児島県の森山裕議員、宮路拓馬議員にもご賛同いただき、ぜひ、衆議院の農水委員会で冷茶を出してほしいと3月にも委員会審議で訴えてきました。

5月9日、農林水産委員会理事会において、冷茶を出すことを理事懇談会終了後にお話させていただき、10日朝の理事会にて、冷茶を出すことが決まりました。
今年もお茶は厳しい状況が続いています。十分な対策を打てているわけではありませんが、国会はお茶農家の皆様を応援しています。頑張ってほしい、声援くらいにはなるのではないか、そのような思いで冷茶を出さしていただきました。また、急須に入れて飲むお茶は手間がかかるというイメージがあるようですが、簡単に淹れることができるイメージを持っていただければ幸いと思います。
お茶農家の皆様、頑張ってください。

また、本日は日本農業新聞の全国大会と創刊90周年記念式典、懇親会が開催され、民進党農政改革研究会座長として出席しました。まさか挨拶があるとは思いませんでしたので、だいぶん、酔っぱらったところにご挨拶の順番がまわってきました。世界的に、そして国連が、協同組合を見直し、注目していること、短期的な利益はともかく、安定成長・安定経営を続け、リーマンショック後の世界経済の回復に大きな役割を果たしたことを申し上げ、「協同組合は永遠に不滅です!」と申し上げました。